PV(ページビュー)【Webマーケティング】

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PV

PVって何ぞや?

Googleアナリティクス活用
-UUやセッションとの違い-

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- 2015.07.06 -

PVとは(ページビュー)

一般にPVで連想すると、プロモーションビデオなどが連想されます。
WEBマーケティングの世界で言えば、PV=ページビュー、のことを指します。
アクセス解析などで、頻繁に使われる用語です。
具体的には、ウェブサイトが閲覧された回数のこと、を指します。
では、この指標は何に役立つのでしょうか。

PVの活用方法

PVは単純に、そのページを見た読者の数を指します。
したがって、単純に、そのページがどれだけの顧客誘引力を持つかを示す指標ともいえます。
しかし、PVはそれ単体で使われ、何かの判断基準となるのではなく、他の指標と併せて使われます。
例えば、

  • ・UU(ユニークユーザー)
  • ・セッション数(訪問回数)
  • ・CVR(コンバージョン率)

などです。

PVの罠

PVを取り扱う上で、注意すべき点があります。
それは、PV数=WEBサイトの人気度・価値、と思い込んでしまうことです。
その場合、PVを稼ぐことのみに躍起になり、ゴールを見失うかもしれません。
例えば、以下の例ではどう考えるべきでしょうか。

  • ①100人×1回視聴=100PV
  • ②10人×10回視聴=100PV

どちらが優れているかは、そのサイトが持つ目的(=ゴール)によって異なります。

  • ・アフィリエイトを目的にするならば?
  • ・ユーザーの囲い込みを目的にするならば?
  • ・特定サイトへの誘引を目的にするならば?

といったように、役割ごとに構築・分析・改善させていく必要があります。

UU・セッション数との違い・連携

PVはUUやセッション数と組み合わせて分析されることが多い指標です。
それぞれを簡単に説明すると、

  • ③UU=ページを閲覧したユーザーの人数
  • ④セッション数=サイトにアクセスして離脱するまでの一連の動作を1とカウント

となります。
③④を具体的に表すと、以下の通りです。

UU

  • 上記①の場合 : UU = 100
  • 上記②の場合 : UU = 10

上記①②の例では、PVは変わりませんが、UUが異なります。
このとき、②の方がサイトへの関心度が高いと判断できそうです。

セッション数

UUとセッション数は似た指標です。
しかし、セッション数 ≧ UU となることがあります。
例えば、同日に同一ユーザーが複数アクセスした場合などです。
ただし、以下のような制限が加えられることがあります。

  • ・30分以内の複数アクセスは、1セッションとする

などです。
セッション数は、ユーザーロイヤリティの高さを計測できる指標といえそうです。

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