セールスコピーとwebコピー~その1~
IT
      超セールスコピー!
webコピーとの違い
          -基本・特徴-
        
IT
- 2015.07.06 -
セールスコピーに必要なもの
    セールスコピー/webコピーを作成するのに、文才は必要ではありません。
    幾つかの法則に従い、作成すること。
    そして、多くの事例を見ることが大切です。
    それでは、以下で主要なポイントを見ていきましょう。
    手っ取り早く、コピーライティング力を高めたい!と思う初心者の方必見です。
  
セールスコピーで特に押さえるべきポイント
    専門書などで紹介されているセールスコピーのポイントは幾つかあります。
    しかし、初心者が意識したい点は、以下の3点です。
  
- ・誰に届けたいコピーなのか?
 - ・センテンスは短く。脱ポエム!
 - ・イメージを沸かせるコピー
 
誰に届けたいコピーなのか?
    セールスコピーという特性上、ターゲットとなる消費者等をイメージします。
    
    例えば、基礎化粧品の販売ケースで考えてみます。
  
- ①年代:30代女性
 - ②仕事:あり
 - ③結婚状況:独身
 - ④悩み:ほうれい線が出てきた
 
    などのように、出来るだけ詳しく、具体的にターゲット像を設定します。
    
    仮に、これが、上記④の設定のみならどうでしょうか?
    訴求内容は多岐に渡り、誰に対するどんなメッセージなのかが曖昧になります。
    読者は、「自分ごと」にしか興味を持てないもの。
    
    「たった一人のあなたへ贈るメッセージ」
    
    である程、セールス効果は大きくなります。
    ターゲットおよび伝えたいメッセージは限定すべきです。
    
    「一つの広告でより多くのメッセージを伝えたい!」
    
    費用対効果を最大にしたい気持ちはよく分かります。
    ですが、それは逆効果になり得るため、メッセージも最小限に絞るよう、留意します。
    主要メッセージは3つ程度に絞るのが、効果的です。
  
センテンスは短く。脱ポエム!
    ボキャブラリー豊富な方は、つい長文(センテンス)になってしまうかもしません。
    下記例では、どちらのセールスコピーの方が読み易いでしょうか。
  
- 【A】『お肌に優しいと言われるヒアルロン酸が3種類も配合されているため、それが肌の保湿力を高めることで、みずみずしさをキープしてくれるという優れた効果を期待できます。』
 - 【B】『お肌に優しい3種のヒアルロン酸配合、高い保湿力を実現します。』
 
    上記Aは内容がぼやけ、理解するのに時間がかかります。
    
    
    「文章は簡潔さが大切」
    
    多くを詳細に伝えたい気持ちを抑え、短いセンテンスでまとめます。
    ただし、短ければそれで良いというわけでもありません。
    例えば、俳句が、5・7・5、ではなく、5・5・5、だとしたら?
    テンポも意識しつつ、読み手のユーザビリティに配慮した文章構成にします。
    
  
イメージを沸かせるコピー
    セールスコピーには、読み手に一瞬でイメージさせる力が重要です。
    下記例では、どちらがピンと来るでしょうか。
  
- 【A】『シリコーンハイドロゲル素材の次世代高機能コンタクト』
 - 【B】『道路標識までクッキリ見える!うるおいコンタクト』
 
    専門業者であれば、Aの利点は瞬時に理解できるかもしれません。
    しかし、一般消費者なら、Bに魅力を感じると思います。
    
    利用するシーンが明確にイメージできたならば、商品のメリットはより強調されます。
    
    上記Bのセールスコピーの構成では、以下の点に配慮しています。
  
- 『道路標識』:具体的景色の描写
 - 『クッキリ』:擬態語によるニュアンスの伝達
 
    いずれも、読み手のイメージを鮮明にさせるためのテクニックの一つです。
    
    なお、過度の表現には注意する必要があります。
    場合によっては、薬事法等に抵触する可能性もあるからです。
  
セールスコピーとwebコピーの違い
    セールスコピー初心者は、まず、上記3点に注意しましょう。
    これは、web製作現場でも同じことが言えると思います。
    ただし、HP等、web媒体の場合、さらに配慮すべき事項もあります。
    詳細は別途、セールスコピーとwebコピー~その2、で解説していきます。
  
記事一覧へ