CVRとは【Webマーケティング】
IT
コンバージョン!
CVRって何ぞや
-Conversion Rate-
IT
- 2015.07.06 -
CVRとは(コンバージョン率)
WEBサイトを開設・運営する目的は様々です。
例えば、
- ・アフィリエイトの獲得
- ・通信販売
- ・特定サイトへの誘引
などです。
では、それぞれのサイトがどの程度、目的達成できているか調べるにはどうすれば良いでしょうか?
これを評価する際に使われる一指標が、CVR(Conversion Rate)です。
英語では、コンバージョン=転換、変換などの意味を示します。
WEB解析においては、サイト管理者にとっての目的達成を意味します。
例えば、ユーザー登録、商品購入、などです。
CVRの活用方法
CVRはWEBサイトの業績評価・改善に役立ちます。
例えば、以下の事例で考えてみます。
- ①UU:1,000 購入者数:10
- ②UU:100 購入者数:5
UUとは、『ユニークユーザー』の略です。
(UUの意味はこちらで確認できます)
上記の場合、CVRは以下となります。
- ①CVR:10 ÷ 1,000 = 1%
- ②CVR:5 ÷ 100 = 5%
①は多くの人にサイト閲覧されているようですが、成約率が低いようです。
CVRは、他の指標と関連させながら、その原因・改善策を模索していくことができます。
また、自社に過去データの蓄積があれば、より効果的な分析が可能となります。
CVR分析上の注意点
CVRを取り扱う上で、注意すべき点があります。
それは、
- ③何を計算式の分子=「目標達成」にするか
- ④何を計算式の分母=「測定母体」にするか
などです。
③は比較的明確なことが多いでしょう。
一方、④は注意します。
上記①②の例ではUUを分母にしました。
しかし、セッション数を分母にする方が適切かもしれません。
また、PVならどうでしょう?
コンバージョン率の設定に絶対的な判断基準はありません。
事業の特性、目的等に鑑みて個別に設定することが多いと思われます。
CVRの具体例・目安
以下では、ネットショッピングを一例に、CVRを見ていきます。
まず、分母/分子を設定します。
- ⑤分子=購買手続完了ページの表示数
- ⑥分母=セッション数
ネットショッピングで、取り扱われる商材は様々です。
また、ショッピングサイトなのか自社サイトなのかによっても異なると言われます。
コンバージョン率の一目安としては、0.5%程度。
目標は、1%超を設定するのが多いと言われます。
ただし、当面は目標達成ばかりに囚われない方が良いでしょう。
目下、自社の過去データと比べて改善しているか否か、に着目し、PDCAを継続していくことが大切です。
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